【合唱曲】My Own Road -僕が創る明日- 楽曲解説 歌い方のコツ

曲の解説
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【合唱】My Own Road 各パート別動画 ←練習にご利用ください♪ https://chorus6.com/2023/01/%e3%80%90%e5%90%88%e5%94%b1%e3%80%91my-own-road-%ef%bc%8d%e5%83%95%e3%81%8c%e5%89%b5%e3%82%8b%e6%98%8e%e6%97%a5%ef%bc%8d%e3%83%86%e3%83%8e%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%83%91%e3%83%bc%e3%83%88-%e6%ad%8c/

「My Own Road -僕が創る明日-」は、栂野知子さんが作詞・作曲したオリジナル曲です。この曲は、自分の人生を自分で決めることや、自分らしく生きることを歌っています。自分に合った夢や目標を見つけるためには、誰かに頼るのではなく、自分で努力することが必要だと歌っています。しかし、それは孤独な旅ではなく、君という大切な人が一緒にいてくれることで支えられていることも伝えています。この曲は、若者たちに向けて、自信や希望を与えるような応援歌です。この記事では、歌詞の内容やメッセージ、表現技法などを詳しく解説します。この記事を読めば、この曲の魅力や意味がより深く理解できます。

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曲の概要と歌詞の要点

曲名: “My Own Road -僕が創る明日-”

作詞・作曲: 栂野知子(とがのともこ)さん

栂野知子さんは、作詞・作曲家として活躍している方です。主に合唱曲や小学校の音楽教科書に掲載されている曲を手がけています。子どもたちの思いや夢を歌にした、明るく元気な楽曲が多く、多くの人に親しまれています。代表作: 「friends」、「千年樹の夢」、「君のあした」、「光の射す方へ」など

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  • 形態・形式:混声三部合唱の三部形式
  • 歌詞の要点: この曲は、自分の夢や目標を見つけるために努力する若者の気持ちを歌っています。自分の力で道を拓くことの大切さや、明るい未来への希望を表現しています。また、君という存在が自分に勇気や力を与えてくれることに感謝しています。
  • 主な詩の表現技法: 反復・比喩・対比

メッセージやテーマの意味:

この曲のメッセージやテーマは、自分の人生を自分で決めることや、自分らしく生きることです。自分に合った夢や目標を見つけるためには、誰かに頼るのではなく、自分で努力することが必要だと歌っています。しかし、それは孤独な旅ではなく、君という大切な人が一緒にいてくれることで支えられていることも伝えています。この曲は、若者たちに向けて、自信や希望を与えるような応援歌です。

表現技法の活用:

表現技法は、メッセージやテーマを聴き手に伝えるために効果的に活用されています。反復は、前向きな気持ちや期待感を強めることで聴き手に感情移入させます。比喩は、抽象的な概念を具体的なイメージに置き換えることで聴き手に理解しやすくします。対比は、自分らしさや心の声を強調することで聴き手に共感させます。

  • 反復:流れてる時間が輝いてまた素敵なことが待ってる気持ちになる」というフレーズが2回繰り返されています。これは、時間の流れに乗って前向きに生きることや、未来への期待感を強調しています。
  • 比喩:自分の力で拓く道」という表現は、自分の人生を自分で切り開くことを比喩的に表しています。また、「夢を探し続けても答えがまだ見つからない」という表現は、夢や目標がはっきりしないことを探し物に例えています。
  • 対比:背伸びして格好つけても心が違うと叫んでる」という表現は、外見と内面の対比を示しています。自分らしくないことをしても心が納得しないことを表しています。

歌い方や演出のアイデア:

この曲を歌唱する場合、以下のような歌い方や演出が効果的だと思います。

  • 動きや表情: 歌詞の内容に合わせて動きや表情を変えることで感情表現を豊かにします。例えば、「振り返るだけじゃ何も変わらないと気づいてるのに」という部分では、少しうつむいてみたり、悔しそうな表情をしたりしても面白いですね。一方、「自分の力で拓く道だから一歩ずつでも進めばいいよね」という部分では、少し上を向いたり、笑顔をしたりするなどして、視覚的な面も工夫してみると素敵ですね!

追加のコメントやアドバイス:

この曲は、多くの方が歌詞の内容やメッセージに共感できると思います。この曲を歌うときは、夢や目標に向かって頑張っている自分や、自分を支えてくれる人に感謝する気持ちを込めて歌ってみてください。そうすると、もっと素敵な歌声になると思います。😊

楽曲の解説:

2番の「さがしつづけても」の「が」は鼻濁音です。nを混ぜてなめらかに発音しよう。フレーズが短くなりがちですので、できれば8小節単位くらいで大きなフレーズを作れると素敵です。

「かっこう」の「こう」の下の弧線は「こお」と発音しましょう。この曲は、ブレスの位置を楽譜通りに歌わないと、フレーズが短く、聴き映えがしないので意識しましょう。

場面が変わります。曲想も変化しますので、この手前までを『誰かに訴えるように』歌うとすれば、ここからは『自分自身に語りかけるように』歌うなど、雰囲気を変えられると良いですね。何か考えて歌うか、何も考えないかでは全く違います。

「明るい」「まぶしい」などポジティブな言葉には表情も合う表情をしましょう。そうすると、音色も自然に変わっていきます。

「まってる」の後からユニゾンになります。みんなの気持ちがそろったことを、音楽でも表現しているのでしょう。指揮者にあわせて声をそろえてください。指揮者も一緒に口を動かすと、視覚的にもそろえられます。手前のブレスを一緒にしてあげればそろいますよ。

「ひらくみちだから」の後のブレスが(V)になっているのは、なるべくブレスをしてほしくないからととらえられます。フレーズの頂点になるからだと思いますので、ここでのブレスは最小限に、なるべく間をあけずにゆったりと歌いましょう。

「おしてくれるのを」の「を」はこの曲の中では珍しく、3声のハーモニーになっています。男声(ド)→アルト(ミ♭)→ソプラノ(ソ)の短調の和音です。「おしてくれるのを」のあたりではまだ自信のなかった心と、「かわりたいんだ」で決別したようすを音楽で表現したのかもしれません。「かわりたいんだ」の手前のブレスをしっかりとそろえることで、全員で「かわりたいんだ」という思いを強く表現できます。

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