合唱曲として人気の高い栂野知子さんの作品に、「friends」という曲があります。この曲は、自分の夢や目標に向かって挑戦することを決意した主人公が、友人の存在に感謝し、励まされるという内容です。友人との出会いや会話が、主人公の心に変化をもたらし、自信や勇気を与えてくれるというメッセージが込められています。この記事では、この曲の歌詞の解説と歌い方のコツをご紹介します。栂野知子さんのプロフィールや写真も併せてご覧ください。
【合唱】 Friends 歌詞 楽譜付き 栂野知子 https://chorus6.com/2023/01/%e3%80%90%e5%90%88%e5%94%b1%e3%80%91-friends-%e3%82%bd%e3%83%97%e3%83%a9%e3%83%8e%e3%83%91%e3%83%bc%e3%83%88-%e6%ad%8c%e8%a9%9e-%e6%a5%bd%e8%ad%9c%e4%bb%98%e3%81%8d-%e6%a0%82%e9%87%8e%e7%9f%a5/
曲の概要と歌詞の要点
作詞・作曲：栂野知子（とがのともこ）さん
栂野知子さんは、作詞・作曲家として活躍している方です。主に合唱曲や小学校の音楽教科書に掲載されている曲を手がけています。子どもたちの思いや夢を歌にした、明るく元気な楽曲が多く、多くの人に親しまれています。代表作: 「friends」、「千年樹の夢」、「君のあした」、「光の射す方へ」など
「教育音楽」編集部 – 【楽譜に書ききれなかったこと：栂野知子さん】… | Facebook
- 形態・形式：同声二部合唱の三部形式
- 歌詞の要点: この曲は、自分の夢や目標に向かって挑戦することを決意した主人公が、友人の存在に感謝し、励まされるという内容です。友人との出会いや会話が、主人公の心に変化をもたらし、自信や勇気を与えてくれるというメッセージが込められています。
- 主な詩の表現技法: 反復・比喩・対比
メッセージやテーマの意味:
この曲のメッセージやテーマは、友情や夢への挑戦といったものです。主人公は、自分に自信がなくても、友人から受ける支えや励ましで、自分らしく生きることを決めます。また、友人と一緒に歩んでいくことで、明日への希望や楽しみを感じます。この曲は、聴き手にも同じような気持ちを呼び起こさせることができるでしょう。
表現技法の活用:
表現技法は、メッセージやテーマを強調したり、聴き手に印象付けたりするために活用されています。例えば、反復は、友人への感謝や信頼を繰り返し表すことで、その深さや強さを伝えます。比喩は、主人公の心情や状況をイメージしやすくすることで、感情移入させます。対比は、主人公の選択や変化を際立たせることで、物語性やドラマチックさを高めます。
- 反復: 「君の姿 君の笑顔 君の言葉が いつだって力をくれるから」というフレーズが、サビの部分で二回繰り返されています。これは、友人の影響力や重要性を強調するとともに、聴き手に印象付ける効果があります。
- 比喩: 「言葉の渦に巻き込まれそう」という表現は、世間の噂や批判などに惑わされそうになる様子を、水中で渦に巻かれるイメージで表しています。これは、主人公の苦悩や葛藤を具体的に描写する効果があります。
- 対比: 「本気を出して 傷つくのなら 昨日までの僕を続ければいい」というフレーズは、挑戦することと安定することの対比を示しています。これは、主人公の心境の変化や成長を示す効果があります。
歌い方や演出のアイデア:
この曲を歌唱する場合、以下のような歌い方や演出が効果的だと思います。
- 声のトーンや音量: 声のトーンは明るく元気に歌うことで、ポジティブな気持ちを表現します。音量はサビでは大きく盛り上げることで、友人への感情を爆発させます。
- 動きや表情: 動きは友人と一緒に手をつないだり、ハイタッチしたりすることで、仲の良さや楽しさを表現しても面白いですね。表情は笑顔で歌うことで、幸せや感謝の気持ちを表現します。
追加のコメントやアドバイス:
- この曲は、友人との絆や夢への挑戦という普遍的なテーマを扱っていますが、それを個人的な物語として歌っています。そのため、聴き手にも自分の友人や夢を思い浮かべさせることができます。この曲を歌うときは、自分の友人や夢に対する気持ちを思い出して、それを声に乗せて伝えるように心がけてください。そうすれば、聴き手にも感動や共感を与えることができるでしょう。
楽曲の解説:
「くもをー」「ながらー」など、符点二分音符で伸ばす音が多いです。音の長さの通りに保って歌おう。
「ながら」「ときが」など鼻濁音はnを混ぜてなめらかに発音しましょう
「まきこまれそう」の「そう」など下に弧線のある音は「そお」と発音します。
「だして」の後に(V)があります。息が保てないためにここでブレスをしてもいいと指定してもらっていますが、上の楽譜がちょうど１フレーズになっていると思うので（V）がフレーズの頂点になるように意識して歌おう。「ほんき」「きずつく」など、無声音が先頭に来ることが多いです。息を混ぜてはっきりと発音しましょう。
ここで声部が分かれます。フレーズの頭が「き」の音なので、口を横にしたまま発音しがちです。そうすると地声になりやすいため、すぐに口をたてにすることを意識しましょう。
①「が」など鼻濁音が多いため汚くなりがち。②「ことばが」の「が」が伸ばした上に鼻濁音のためほんとに汚くなりがち③八分休符・四分休符を正確に。短く切りがちです。
下のパートは上のパートが「いま」を発音したタイミングで息を吐く動作をし、四分休符でちょうどブレスをするといいでしょう。
上と同じ。この曲のまとめの言葉になるので、自信をもってはっきりと歌いましょう。
