【合唱曲】 虹色の未来 曲の解説 歌い方のコツ 松井孝夫 吉野莉紗

合唱曲
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「虹色の未来」歌詞の解説を通じて、希望と前進の力強いメッセージを共有しませんか?詩の表現技法や音楽的な魅力に迫りながら、自分の人生に勇気を与える名曲について探りましょう。

全パート(歌詞・楽譜付き)
https://youtu.be/Zu9yTe6x9To

ピアノ(鍵盤・歌詞・楽譜付き)
https://youtu.be/yfwdQOAYZNU

【各パート別】
ソプラノパート
https://youtu.be/ITftGWACS6U

アルトパート
https://youtu.be/kJ2-3ia4BUw

テノールパート
https://youtu.be/k4GydUMcQX8
【ステレオ再生】左右のスピーカーから別のパートが流れます。合わせの練習、一人合唱に便利です。
左:ソプラノ 右:アルト
https://youtu.be/iAaltv8ErW4
左:ソプラノ 右:テノール
https://youtu.be/y-njVhvUuh4
左:アルト  右:テノール
https://youtu.be/BCBR7dlD-zo
【オルゴール】作業BGMやリラックスしたい時に。少しゆったり目に再生されます。
https://youtu.be/kcEc4N9YG6c


「虹色の未来」歌詞の解説

この詩は、タイトルからもわかるように、希望と前進のメッセージが込められたものです。冒頭で、普通の朝に起きた出来事として「虹が出ていた」という出来事が描かれ、それをきっかけに自分で選んだ道を進むことを呼びかけています。

「大空にかかる虹のように 胸をはって 少しずつでいい」というフレーズは、虹の美しい姿とともに、前進することの大切さを表しています。そして、先が見えなくなって不安になったときも、虹のように前に進むことで自分が信じる未来に向かっていけると伝えています。

また、詩の中には「いつでもキミを見守ってるよ」という言葉が出てきます。これは、周りに支えられていることを表しており、自分だけではなく、周りの人たちと協力して目標に向かっていくことの重要性を示しています。

詩の中には、坂道と桜並木という季節感のある描写もあり、自然と人生を重ね合わせることで、自分の人生も季節のように色々な変化があることを表現しています。

全体的に、この詩は自分で選んだ道を進み、不安になったときも前に進むことで、虹色の未来を目指すことの重要性を表現しています。

使われている詩の表現技法

① 反復法:「虹が出ていた」というフレーズが二回繰り返されています。この反復は、詩の中心となるイメージを強調するとともに、詩の構造を支えています。

→歌う時は1回目と2回目では表現の仕方を変えると良いでしょう。

例えば、1回目は自分自身に語りかけるように。2回目は誰かに訴えるように。など。

② 比喩法:「大空にかかる虹のように」という表現は、虹と自分自身を重ね合わせて、自分の人生を表現しています。

→歌うときは、朗読するように印象を強めてフレーズを長く歌うと良いでしょう。

③ 対句法:「いつもと変わらない朝だけれど」「毎日変わらない日々だけれど」という対句があります。この表現法は、反復法と同じく詩の構造を支えるとともに、強いリズム感を生み出し、詩の印象を強めます。

→歌うときは、詩のもつリズムを意識して歌いましょう。合唱曲は、1・2番で構成されていることが多いので、対句の表現が多くなりますね。

また、特定の表現技法とは限りませんが、「立ち止まってるばあいじゃないよ」という表現は、擬人法に近い表現方法で、自分自身に話しかけるような表現がされていますね。

中学校では、国語科の授業で詩の表現技法について学びます。朗読する際に気を付ける内容について、合唱でも同じように意識して歌えるといいですね。

音楽的な内容について

混声三部合唱の三部形式の曲ですね。

テンポの変化がない曲が最近多いと感じていましたが、この曲については速度の変化がとても多いため、指揮者とピアノ奏者の連携を密にしたいところ。

ハーモニーを意識したいポイントは45小節目の女声が「o」男声が「うー」の伸ばしの音ですね。ファ・ラ・ドの和音となりますので、音取りに時間をかけましょう。作曲者の方のこだわりを感じます。(最近の曲は学生の練習時間を考えてか2分音符以上の長さの音については三声にしないことが多いため)

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